純粋主義を極めたデザイン - 『max bill by junghans』シリーズの新たな一面
2014年2月
バウハウスの時代に誕生した『max bill by junghans』シリーズのデザインウオッチ。今日では優れたデザインのモダンクラシックモデルとして人気を博しています。このモデルの特徴である明快で論理的なデザインは、バウハウスの芸術家マックス・ビルのオリジナルデザイン画をベースにしています。 2014年、純粋主義を極めたデザインの人気シリーズが新しいバリエーションを加え、新たな一面を覗かせています。
「max bill Automatic」
シンプルさと明快さを備えた―『max bill』シリーズのオリジナルスタイルに忠実な―2種類の「max bill Automatic」モデルが新たに登場します。これまで手巻き式バリエーションにのみ採用されてきたタイプのアラビア数字文字盤が、自動巻きモデルに初めて採用されています。直径は従来の「max bill Automatic」と同じ38 mm。スレートグレーの文字盤とベージュのカーフスキンストラップで、デザインと時刻表示を相互に引き立たせる3ハンズウォッチが誕生しました。もう1つ、「max bill Automatic」にはブラック文字盤タイプも登場します。
「max bill Quartz」
内部にクオーツムーブメントを搭載した「max bill Ladies」モデル。2年前の発売以来、絶大な人気を博しています。今回ユンハンスは強い要望を受けて、定評あるこのシリーズに男性向けのクオーツモデルを発売します。 「max bill Quartz」の明快で論理的な文字盤デザインは、芸術家マックス・ビルのミニマルデザインをベースにしています。3時・6時・9時位置に発光ドットが、また12時位置には2つの発光ドットが配置されているため、明確にデザインされた文字盤を暗闇でもはっきり読み取ることができます。直径38 mmのきわめて薄型のケース。このタイムピースは大きめの時計を身に着けたい女性にも最適です。文字盤はホワイト、艶消しの純銀めっき、そしてサンバースト仕上げのダークグレーをご用意しています。バウハウスが生んだ芸術家のオリジナルデザインは、新しい「max bill Quartz」モデルでも変わることなく表現されています。
『max bill by junghans』シリーズ
芸術家でありバウハウス門下生だったマックス・ビルは、「機能は形状に追従する」という理念に忠実に、独特なタイムピースを考案しました。マックス・ビルのウォールクロックとしてデザインの歴史に刻み込まれた、1956年発表のキッチンクロックの論理的な文字盤デザインは、彼が製作するタイムピースの特徴となり、1961年にマックス・ビル初の腕時計デザインに組み込まれました。この芸術家が特別な価値を置いたのが、実用的価値と美しさを融合させることでした。構造的な明快さと完璧な美の追求。『max bill by junghans』シリーズのクラシックなデザインは、今日までほぼ手を加えることなく製造されています。
Junghans - The German Watch
ユンハンスは150年以上にわたり、品質と信頼性、情熱を大切にしてきました。ドイツ・シュランベルクを拠点とするこの伝統ある独立企業は、長年にわたって時計の設計・製造に携わり、さまざまな新基準を打ち立て、世界中でも高い評価を得ています。ユンハンスの経営陣は、企業拠点であるシュランベルクと密接なつながりをもち、ユンハンス・ブランドが体現する価値観に専心しながら、伝統の擁護と輝かしい未来を実現するための取組みに邁進しています。 伝統と確固たる革新の精神は、タイムピースのデザインと技術にも反映されています。クラシックな機械式ウオッチやクオーツテクノロジーから、独自の電波・ソーラーテクノロジーにいたるまで、全てのラインナップにおいて、時計製造のあらゆる最新技術が採用されています。「Made in Germany」の革新的な製品と国際的な経営展望により、ユンハンスはこれからも、星のマークを冠した時計の類まれな成功の物語を綴り続けていきます。